当事者である私達が楽しみながら参画しましょう。

女性活躍ってなんだろう。
「政策発表をしました」今回は11回目。
最終回です。




過去の記事は時間がある時に読んでみてくださいね。




1回目:女性活躍ってなんだろう
2回目:予防で輝ける?
3回目:女性従業員が抱える健康課題と仕事への影響
4回目:予防も選択していく
5回目:仕事ができる人は健康リテラシーが高い
6回目:「通院」「服薬」「休む」以外の
予防法・対処法をご存知ですか?
7回目:「体験型プログラム」は次世代への投資です
8回目:病院施設外で医療国家資格者ができること
9回目:新しい生活様式で、
オンラインを活用した運動継続を
10回目:産後・月経困難症・更年期に
必要な運動は?

*************


10回にわたって、
2020年1月に男女共同参画の視点から
「熊本市女性活躍に向けた事例発表会」
で発表したものに、新型コロナ感染症拡大後の
アレンジを加えたアイデアをお伝えしてきました。




今回は最終回。
まとめていきます。





まず、
経済産業省「働く女性の健康推進」に関する
実態調査の結果
から
次の4つの課題が
浮き彫りになったとされています。





①従業員や管理者における女性の健康に関する
リテラシーが不足している

②女性の健康に関する窓口等環境づくりが必要である

③女性の健康課題へのエビデンスデータの収集・
共有をする体制が不十分である

④女性の健康推進に向けた目標設定等の対応が不十分である





女性の健康経営を進めるうえで、
この調査結果を受け止めて
企業内でいかに認知度を上げるかが課題です。




対策案は、例えば①~④を
『情報収集→評価→統合・解釈→プログラム作成→プログラム実施』
このようなサイクルにのせる。




実はこのようなサイクルを病院施設内の
リハビリテーション分野で常日頃から
行っているのが私達、理学療法士です。




上記の②に関しては経験値は乏しいですが
①③④は運動のみならず
活動としての概念人間工学的視点も含めて
個別性まで考慮できる学問的背景と経験値
があります。




今まで理学療法士は
病院施設内での仕事としての認知度でしたが




これから予防分野として
企業内で
『情報収集→評価→統合・解釈→プログラム作成→プログラム実施』
という力量を発揮していく事を希望します。





予防分野での力量発揮が
「女性活躍ってなんだろう」
「政策発表をしました」
というカテゴリーで今回、冒頭から綴ってきた



女性活躍推進・経済活動UPには
健康リテラシーUPが土台となる
という目的を達成します。




改めて
女性が輝くためには
ライフステージ変化の前に
予防医学的介入として準備が必要。




男女ともに
「アンコンシャスバイアス」
(無意識の偏見・無意識の思い込み)
を取り除く事が必要です。




そして、この介入を
当事者である私達が
楽しみながら実践する事で
社会的インパクトを残していきたいです。







SDGs(持続可能な開発目標)17の目標の
3,4,5,8,10,17
私達自身も、

持続可能に働きかけていきましょう。

このような考え方・実践方法に
賛同いただける企業様、個人様は、お気軽にご連絡ください。
一緒に世界を変えるために
参画していきましょう。






最後まで読んでいただき
ありがとうございました。





男女共同参画
「女性活躍ってなんだろう」「政策発表をしました」
これで終わります。