病院施設外で医療国家資格者ができること

女性活躍ってなんだろう。
「政策発表をしました」今回は8回目。

過去の記事は時間がある時に読んでみてくださいね。
1回目:女性活躍ってなんだろう
2回目:予防で輝ける?
3回目:女性従業員が抱える健康課題と仕事への影響
4回目:予防も選択していく
5回目:仕事ができる人は健康リテラシーが高い
6回目:「通院」「服薬」「休む」以外の
予防法・対処法をご存知ですか?
7回目:「体験型プログラム」は次世代への投資です

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7回かけて、
女性活躍推進・経済活動UPのためには
健康リテラシーUPが土台となる事、
従来の学習システム(机上の学習)では
間に合わないことをお伝えしてきました。



地方においても教育機関・行政・企業の
三位一体となった取り組みが必要です。



私自身、
予防医学的介入を2008年から現在に至るまで
民間や公的活動として、地道に行ってきました。

(詳しくは
ホームページのプロフィールをご参照ください)




だからこそ、
今の取り組みの課題がわかります。



1つは、ライフステージ変化の前の
系統立てた「フィードバック機能」が

不十分なのです。



生活を整える
コンディショニング・プログラムとして、
運動・食事・睡眠が大事なことは
誰もが知っています。



運動もリフレッシュ方法は増えました。
食事も様々な食事法は増えました。
睡眠は新しい分野で今からさらにのびますね。



様々な方法は
その道の実践者が、理論に基づいて
楽しくお伝えするのがベスト





そして、
医療ベースの理論は
質が高い事が多いです。



私は病院施設外でも動ける
医療国家資格者のチームを持っています。




理学療法士
管理栄養士
看護師
臨床検査技師

(産業医・産婦人科医・泌尿器科医などの
監修を得ることも可能です)


私達、医療国家資格者は
客観的指標を持ち、
ライフステージ変化に基づいた評価ができます。




各専門職が連携し系統立て
1人1人の状態に応じた予防・選択ができる
「生活を整えるコンディショニングプログラム」
の作成、フィードバックが可能です。




手段としては「お薬手帳」のような
各分野で系統立てた「フィードバック・シート」
を作成するのも1つです。




そこに、



月経困難症
(下腹部痛・頭痛・腰痛・吐き気・下痢・
イライラ・憂うつなど)や



産後のマイナートラブル
(腰痛・尿もれ・肩こり・頭痛・
不眠・腱鞘炎・恥骨痛・膝痛など)、



更年期症状
(冷え・頭痛・肩こり・頻尿・不眠・
口の渇き・うつ状態・のぼせ・ほてり・イライラ・
倦怠感・めまい・むくみ・動悸・抜け毛・発汗・
記銘力低下など)



などの
女性特有のトラブル(マイナートラブル)も
評価していきます。




今は行政も健康アプリを出していて、
熊本市も「げんき!アップくまもと」
というアプリを出しています。
このようなデジタルツールを使う事も大変有効です。




では、



働く女性はいつ運動するのでしょうか?
新型コロナ感染症対策の中、
運動時間の捻出は大変困難になりました。




政策発表は2020年1月。
新型コロナ感染症の拡大前です。



発表では、
企業内で運動器具設置や
既存の運動指導者の手配とは別で
医療国家資格者による運動機会として
『企業内で週1度ほど行う』
事を提案しました。



しかしながら、
今や新しい生活様式の中で、
新しい運動機会を確保していく必要
があります。




次は、政策発表後のアレンジになります。
新しい生活様式の中で、働く女性は
「いつ・どこで・どのような運動を行えばよいか」
をご提案します。



(つづく)