新しい生活様式で、オンラインを活用した運動継続を

女性活躍ってなんだろう。
「政策発表をしました」今回は9回目。過去の記事は時間がある時に読んでみてくださいね。
1回目:女性活躍ってなんだろう
2回目:予防で輝ける?
3回目:女性従業員が抱える健康課題と仕事への影響
4回目:予防も選択していく
5回目:仕事ができる人は健康リテラシーが高い
6回目:「通院」「服薬」「休む」以外の
予防法・対処法をご存知ですか?
7回目:「体験型プログラム」は次世代への投資です
8回目:病院施設外で医療国家資格者ができること

*************
8回かけて、
女性活躍推進・経済活動UPのためには
健康リテラシーUPが土台となる事、



従来の学習システム(机上の学習)では
間に合わない根拠をあげて、
医療国家資格者がつくる「体験型プログラム」を
企業内に推奨しました。




ここまでは
2020年1月に男女共同参画の視点から
「熊本市女性活躍に向けた事例発表会」
で発表したもの。
熊本新聞の生活情報紙「あれんじ」に
掲載されています。




この後、
新型コロナ感染症が拡大していきます。



では、
新しい生活様式の中で、働く女性は
「いつ・どこで・どのような運動を行えばよいか」





みなさんは仕事以外の生活の中で
運動を取り入れる時間はありますか?




私は2008年から
民間や公的活動の中で予防医学的介入として
5000人以上の女性に接してきましたが、
継続可能なバランスの良い運動習慣を持つ方は
全体の1割程度のように感じています。


特に家庭を持っている女性の帰宅後、
夕方18時~21時あたりの時間は
1番忙しいです。



お子様がいるご家庭は、
土日休日も
1人の時間を確保する事も難しいです。
(特に末子が6歳未満)




政府が推進する
健康経営や女性の活躍に関する取組みの
「健康経営銘柄」「健康経営優良法人」
「なでしこ銘柄」「くるみん」の認知度も
いまだに低い
なか、




従業員1000人以上の企業では
「キャリアアップ もライフイベントも、
両立して働きたい」
という希望が
多いと言われています。



しかしながら、この希望は
体力がなければ叶えられません。



逆に言うと
生まれつき体力があり
精神的にも強い女性だけが
「キャリアアップ もライフイベントも、
両立して働ける社会」
というのは多様性に欠ける
と私は思います。




男だから女だから・・・
というのも関係ない部分もあります。



病気1つ経験した事がない
強靭な心身の持ち主は共感力が高いとは
言い難い
とも思います。
(私は働きながら、
心身を大きく壊した経験があります)




運動の継続で体力は維持・向上できます。
運動が継続できれば自己肯定感も向上する

といわれています。




新しい生活様式の中で、働く女性は
「いつ・どこで・どのような運動を行えばよいか」



この
「いつ・どこで」は
「就業時間内に・企業内で」





新型コロナ感染症対策は
運動指導やフィードバックは
「オンラインを活用して」
というのは不可能でしょうか?




・前例がない
・制度として取り入れるのに抵抗がある
・業種・業態・職種として難しい



のであれば、



・最初の模範事例となり
・制度として取り入れた先に経済活動UPを目指し
・できる業種・業態・職種を探す努力をする





という
開拓者精神を持ってみませんか。
どこかで誰かが表現しないと
変化は起きません。



時代に即した
コーポレートカルチャー(企業文化)の構築
今は好機ではないでしょうか。




次回は
どのような運動を行えばよいかという事を
述べていきます。

(つづく)





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