仕事ができる人は健康リテラシーが高い

今までお話してきた
「楽しみながら学ぶ・体験型学習プログラム」は
当事者である女性自身が取り組むことが大事ですよ~
・・・と前回までお話をしてきました。



その取り組みは家庭や企業に還元されることが前提です♪
そうでなければ社会が変わらないでしょう。

今回は5回目。
過去の記事は時間がある時に読んでみてくださいね。



1回目:女性活躍ってなんだろう
2回目:予防で輝ける?
3回目:女性従業員が抱える健康課題と仕事への影響
4回目:予防も選択していく


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まずはグラフをご紹介します。
【女性の労働力率のM字カーブの現象】
わりとよく見るグラフですよね。


私はこのグラフを理学療法士1年目に知りました。
20年近く前になります。
その時はかなり驚きました。


「これでは先が見通せない」
「自分の将来のイメージがわかない」
・・・と思いました。


もっと少し早く(できれば義務教育中に)
「現実や対処法」を教えてほしかった
・・・というのも本音です。(予防という概念)






グラフから
女性の労働力率は
結婚・出産期に一旦減少し
育児が落ち着いた時に、再び上昇
するのがわかります。



1979年   1999年   2019年



だんだんとカーブの底は
押し上げられ、右側に推移していますね。



このことから、
女性が働きやすい要素も増えてきたこと。



晩婚化がすすみ、高齢出産となり
出産後はすぐに更年期に入っていく事
がわかります。



同時に、管理職に該当しやすい年代に
女性は産後の体力低下と更年期が重なる事
も予測されます。



優秀な人材も体力がなければ
仕事と家庭の両立はできません。
離職率もあがってしまいます。



もう1つグラフ。

健康リテラシー(=ヘルスリテラシー)の高い人の方が
仕事のパフォーマンスが高い事はわかっているのです。

(出典:日本医療政策機構「働く女性の健康増進に関する調査」2018)




だんだんと
ポイントが見えてきましたね。



「あの人は仕事ができるな~」という女性は
健康リテラシーも高い
のです。



女性活躍推進
経済活動UP



やはり
「健康リテラシーUP」(働く女性の健康)は
全ての土台になります。



(つづく)





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